救急を要する目の病気
当日受診が必要な目の病気
1.外傷
- 目の外傷(特に眼球が切れたり、裂けたりした場合)
- 目にアルカリ、酸等が入った場合(浴室洗剤、バッテリー液等)
※必ず5分間以上流水で洗顔して受診してください。
2.緑内障発作
- 視力低下、瞳孔の拡大、頭痛、眼痛が強く嘔吐したりする場合
3.突然の視力低下
- 特に眼に血液を送っている動脈が詰まった場合
今すぐではないが、なるべく早めの受診が必要な疾患
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急に黒いものが無数に飛び出したとか、視野の一部がしだいに見えにくくなってきた等の症状がある場合。
これは網膜剥離といって、目の中の網膜(目をカメラにたとえるとフィルムにあたる場所)が剥がれてきている可能性があります。
重症ではないが、痛みのため救急受診が多い疾患
- まぶたの裏とか黒目の上に何か異物が入った場合
- 紫外線によって、あるいは溶接の光を見て黒目に傷がついた場合
- コンタクトレンズによって黒目に傷がついた場合
明日まで待てる疾患
- 白目がぷうっと膨れてきて、水ぶくれのような状態になった場合
- 痛みが無く、見え方にも変わりが無いのに、白目が真っ赤になり、うさぎの目のようになった場合
その他
突然に物が二つに見える、急なまぶたの下垂、瞳孔の広がり等は脳外科の緊急の病気が考えられますので、脳外科受診をお勧めします。
以上を目安にして、適正な受診にご協力下さい。
診察後に、必要な場合は、後方病院にての検査、治療、入院等をアドバイスさせていただきます。